■ 概要
VBAコードは、Excelの操作を自動化するためのプログラムです。
このコードは、Excelのシート上ではなく、
「VBE(Visual Basic Editor)」
という専用の編集画面で入力・編集します。
VBEを使うことで、
- VBAコードの作成
- コードの編集
- マクロの実行
- エラーの確認
などができるようになります。
まずはVBAを書く場所を開いてみましょう。
■ VBAを書く場所とは
Excelの通常画面では、セルへの入力や表の作成を行います。
一方で、VBAのコードは専用の編集画面である
VBE(Visual Basic Editor)
で作成します。
VBEでは以下の作業が可能です。
- マクロ(自動処理)の作成
- コードの編集
- 動作確認
- エラーの確認
VBAを学ぶ際は、最初にこの画面の開き方を覚えておきましょう。
■ VBAコードを書く場所を開く手順
①「開発」タブをクリック
Excel上部の
「開発」タブ
をクリックします。

②「Visual Basic」をクリック
開発タブ内の
「Visual Basic」
をクリックします。

③ VBEが起動
クリックすると、
VBA編集画面(VBE)
が開きます。

■ ショートカットで開く方法
キーボードの
Alt + F11
を押してもVBEを開くことができます。
VBAを頻繁に使う場合はこちらがおすすめです。
■ VBAコードの入力場所
VBEが開いたら、コードを書くための「標準モジュール」を作成します。
① プロジェクトを確認
左側の「プロジェクトエクスプローラー」に表示されているExcelファイルを確認します。

② 標準モジュールを追加
上部メニューから
挿入 → 標準モジュール
をクリックします。

標準モジュールとは?
標準モジュールとは、VBAコードを保存するための場所です。
通常のマクロは標準モジュールに作成することが多いため、まずはこちらを利用します。
③ コード入力画面が表示
右側の白い画面が表示されたら、そこにVBAコードを入力します。

■ VBAコードの基本形
まずは以下の形を覚えておきましょう。
Sub サンプル()
'ここにVBAコードをコピー&ペースト(コピペ)して下さい
End Sub
コードの意味
- Sub:処理の開始
- サンプル:マクロ名
- ‘(シングルクォーテーション):コメント
- End Sub:処理の終了
VBAのコードは基本的にこの形で作成します。
■ 作成したマクロの実行方法
作成したマクロは以下の方法で実行できます。
方法① マクロ一覧から実行
- VBAコードを作成した画面を閉じてExcelシートに戻る
- 開発タブをクリック
- 「マクロ」をクリック
- 実行したいマクロを選択
- 「実行」をクリック


方法② ボタンに登録して実行
シート上にボタンを配置し、クリックするだけでマクロを実行することも可能です。
業務効率化で最もよく使われる方法です。
ボタンの作成方法については、別記事で詳しく解説しています。
(準備中)
■ よくある質問
VBEが開きません
以下を確認してください。
- 開発タブが表示されているか
- Excelが正常に起動しているか
- Alt + F11を試してみる
「Visual Basic」が表示されません
以下を確認してください。
- 開発タブが表示されているか
- Excelが保護ビューになっていないか
- Officeが正常にインストールされているか
開発タブが表示されていない場合は、先に「開発タブの表示方法」をご確認ください。
プロジェクトエクスプローラーが表示されません
VBE画面で
表示 → プロジェクトエクスプローラー
をクリックしてください。
ショートカットは
Ctrl + R
です。
■ まとめ
VBAコードは、Excelではなく
VBE(Visual Basic Editor)
という専用画面で作成します。
VBEを使えるようになると、
- 集計作業の自動化
- データ入力の効率化
- ボタン1つで処理実行
- 繰り返し作業の削減
などができるようになります。
まずはVBEを開き、標準モジュールにコードを書ける状態にしておきましょう。